美女と野獣
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この展開、初めはマッタクありえね〜って思ったなぁ!。
なにせ年に何度も海外に行き、敷居の高い音楽をやらかしてる女性アーティストとの競演なンだから。
日本を代表する一人(オリンピックか!?)パイプオルガン奏者の後藤香織さんがオレの歌を弾くコトになるとはなぁ〜しかも“教会”でのライブだぜぇ!。
これには「R-ゼロ」のスタッフもドキュメンタリー映画班も〜さぞかし混乱しただろうて(笑)。

後藤香織さんと初めて会ったのは、6月11日に『ロードオブライブ』の説明をかねて、横浜でイベントやろうぜ関係者決起集会的トーク&ライブ(長い!)を横浜・ザイムビル内のカフェでヤラかした時だ。
背の高いコノ色白美人は、ライブ後にオレを訪ねてきたンだよ。
聞けば、自らクラシック音楽等のイベントをもプロデュースしてるとか。
どおりで品がアルな〜とは思った。が、いきなり「私とコラボしませんか?」ときた。
頭おかしいのか?コノ女わよ!オレのライブに盛り上がってくれた勢いで云うのはイイが、なんでオレがパイプオルガンと一緒にヤラにゃいかんのだ!?パイプオルガンゆーたら持ち運び出来んだろが(笑)。
だいいちオレの中にアノ荘厳なパイプオルガンの音色は存在してねぇしな。その日の興奮と気まぐれだろうと聞き流したよ。
だが、気まぐれでなかったみたいで、彼女から連日のようにメールが届き、競演の“実現”を熱望しつづけたンだよな。
その熱意に押されてかオレは後藤香織さんの活動資料と、パイプオルガンを奏でる映像をもらい、少し研究するコトに。
知れば知るほど益々縁遠くなるばかりで、優雅に奏でる姿に、育った環境の大違いを感じたよ(笑)。
オレの楽曲にパイプオルガンでアレンジできる歌なんぞ無いしな。ヤルとなれば新しく創るしかない。
ん!?ソノ時、歴史が動いた(笑)。
無謀にも、新しく曲を創ればイイんだ“結論”に達したンだ!。
オレは決まると早い!
そして出来たのが「頭上の脅威」と云う曲。
この新曲で8月15日にライブ競演するコトになった。

後藤香織さん自ら奔走して選んだ場所は、横浜・館内にある『カサデアンジェラ』(イタリア語で天使の棲み家の意味)と云う“教会”スタイルのイベントホール。結婚式もよく行うので、撮影クルーはバージンロードを汚さずに作業しなければならなかったから気〜使ったな。

大壁にセットされてるパイプオルガンの都合だから後藤女史に任せるしかないのだが〜そらにしても“天使の棲む家”とわね(笑)。
泉谷のイメージに合わない場所でのライブ収録にTVクルーは笑いこらえてるの見え見えだぁコノヤロー!。
それより、高い天井からなるホールエコーを生かす為だか知らね〜が、PAモニターにオレの声は返さず、マイクは録音用かよ〜つまりは生声で歌うはめになったコトの方が問題だろオ!。
冗談じゃないぜぇ〜相手は壁全面スピーカー使って大音響でくるパイプオルガンだろが!それに対して生声かぁ!?オペラ歌手じゃねっつうの!(笑)仕方ないンでDのキーだがオクターブ上げて歌うコトに!。
思っきりハイトーンで歌い、2階のバルコニーにて音量の中で弾く後藤香織女史に、声と歌詞が聞きとれるように歌わなきゃで大変だったぁ!。
さらに収録の都合で5テイクも録らざる得なかったのは〜上と下の空間距離せいで、カメラが1回で撮れない為。
もともと高い声が余り出ないオレが、1オクターブ上げたまま5回も歌ってみイ〜毛細血管ブチ切れだし偏頭痛してたンだからな!もう最後はヤケクソ!完成度もヘッタクレも無かったよ。
まぁ〜ナンダぁ。人間、誰かに好かれよう気に入られようばかりだと“弱く”なる。どんなにイイことしても気に入らない奴は居る。賛否こそ“健全”てぇもンだ。
おっと自分の出来の悪さに対するイイ訳が長くなっちまった(笑)。
結果、どのテイクも後半、歌がヨレてる。
このまま放送するしかないわイ!。
此処は度胸だ!。ロードオブライブのテーマは“度胸だめし”と云っとく(笑)。

よく見ると、後藤香織さんは“ペコちゃん”顔の美人ちゃん。童顔であるのだ。
作業中、すぐキレるオレを「恐い〜!」と云いながら大きい目をクルクル動かしキヤッキヤッしてたが、彼女の後輩の証言によると、後藤香織女史は後輩らの前では“恐い”存在らしく、オレの前では、まだ頭に猫乗せてたのだ(?)。
彼女いわく「お嬢さん」然としてては、新しいコトやってけないと。
品ある容姿からのイメージとちがい、心に“野獣”を飼って頭ん中は“男前”なのである。
彼女が奏でるパイプオルガンのフレーズは、大きく雄大で力強く、さすがだった。まさに戦うオンナなのだ。
新曲「頭上の脅威」を完成させたのは後藤香織さんで、粘り勝ち!と云ってイイだろう。

此の日、約6ケ月に及んだ泉谷しげるのドキュメンタリー映画『ロードオブライブ』のメイン部分の撮影が終った!。
さぁてコレからは・・・




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